173本目のドラム教室動画は【破壊力抜群のフィルイン】シリーズ!今回は32分音符のフィルイン!手足のコンビネーションを使って高速フィルインに挑戦してみましょう!
Youtubeの★ドラムレッスン★動画はコチラ。
★ドラムレッスン★32分系破壊力抜群の高速フィルイン 32nd liner drum fill
1.はじめに
2.デモ演奏
3.手順
4.スムーズに演奏する為のコツ
5.リズムを感じながら演奏する為のコツ
6.32分音符を感じながら演奏できるように。
7.まとめ
と言うような構成になってます。
32分音符を2拍分。5,5,3,3,のグループに分けて全部で16打叩いているのですが、すべて手だけで演奏しようとするとなかなか高速化し辛いですが、バスドラムを入れていくことで、手だけで演奏するのは最大4打。がんばればどんどんスピードを上げることができます。16分のフィルインとして演奏するのもとても良いと思いますが、せっかくなので、32分でも演奏出来るように練習してみましょう!
と、いことで、簡単な説明をしながら譜面を掲載しておきますね(^-^)
まずはコチラ
32分音符で演奏するとこんな感じ。
【細かい音符って見ただけでなんだか嫌になっちゃう・・・】
なんて思う方も少なくないと思いますが、細かい音符が出てきてやだなーと思うときは
1つ大きな譜面に直してみるとすごくわかりやすくなるのです。
16分で表記するとこんな感じ。
手順も書いてしまいました。
KはKick バスドラムをあらわしています。
そして、Kと手順に着目してみると、一定の法則があるというのがわかりますか?
5,5,3,3,というグループに分かれているのです(5533というグループ縛りで作ったのです。)
【5はKRLRL】
【3はKRL】
Kの後は右手(R)から交互(オルタネイト)で演奏しています(・_・)/
グループを作ってフィルを考えると、1拍ごとに考えながらフレーズを作っていくよりもメロディアスになりやすく、また入れ替えなどをすることでまた違ったフィルがすぐに作れたりと、便利なことが多いと思うのですが、
慣れていないと
リズムにあわせて上手く演奏できなかったり
グループの切れ目で ぎこちない リズムになってしまったり
といったケースがよく見られます。
そこで、その改善点として、
動画の後半で【スムーズに演奏する為のコツ】や【リズムに合わせて演奏する為のコツ】を紹介しています。
【なめらかに演奏する為のコツ】
この動画に限らず、つなぎ目が上手くいかないときにとても有効な練習方法です。
【なめらかに演奏できるところ+1打】といういたってシンプルな考え方なのですが、かなり効果的です。
今回のフレーズの場合は
①5+バスドラム(次のフレーズの頭)
②3+バスドラム(次のフレーズの頭)
なのですが、3打のコンビネーションはよく出てくるパターンなので、動画では
②3+3+クラッシュ としています。
次に
リズムに合わせて演奏するコツ です。
実はこのフレーズ、シンコペーションやらポリリズムやら様々な要素が含まれていて、リズムがとるのが少し難しいパターンになっています。逆にそういった要素があると刺激的なフレーズに聞こえやすいということもあり、今回のパターンに取り入れてみました。
後半の3,3,の分部の前に2つ目の5ででてくるRLを足して、8打のパターンにすることで、
拍の頭が感じやすくなったり、5から3へのつながりがよくなるので、【なかなか上手くたたけないなぁ】と感じている方はぜひトライしてください(^-^)
単純にフィルインとしても使えると思います(^-^)
譜面にはしていませんが、32分で演奏した場合は1拍分になるので、
つつぱつ ツツ の後にタチドタタドトト と演奏する感じです(・_・)/
ツツのところで何か16分や32分でフィルの為のフィルを入れてもよいかもしれないですね。
また、最初のスネア→ハイハット をリズムパターンからつなげて叩くと LR と叩いてしまいたくなる方もぐっとこらえて RL の手順で演奏してください(・_・)その後に5からつなげてたたく時に、つなげにくくなってしまいます。
そして最後
【32分音符を感じて演奏する為のコツ】 です。
1.まずは16分のフィルとして叩いてみる。
2.リズムパターンをハーフタイムに。
3.徐々にテンポを上げて32分で感じる。
というステップを踏むと比較的スムーズに32分のフィルで演奏できるかなと思います(・_・)
同じ要領で、
シャッフルのリズムを叩いて
ハーフタイムでシャッフルを叩き
シンバルを4分刻みに変えてテンポを上げれば
バウンスになります。
ちょっと話はそれましたが、そういうことです(・_・)/
難しい!と感じるリズムも、いきなり挑戦するとなかなか進まず、てんやわんやに
なってしまいますが、段階を踏んで、ショートステップで進んでいくことで、
出来ることが1つずつ増え、そして出来ないところはどこなのか自分で確認ができるので
目標まで後どのくらいかかるのか、何が足りないのかが明確になって練習しやすいのではないかな?と思います。
おわわ。また話しが逸れてしまいました(^^;
そんなステップを踏みつつ32分での演奏に楽しみながらチャレンジしてみてください(^-^)
【まとめ】
ある程度フレーズも叩けてきたら、ぜひ応用して自分なりのフレーズ・フィルインを構築してみてください(^-^)レッスン中に生徒さんにもこのコンビネーションを使ってフィルを作ってみて!
とお題を出したところ、また新たな課題が見つかって、いい感じでした(^-^)
カッコイイフィルが完成したらぜひ教えてくださいね(>_<)!
楽譜の読めない方はコチラ
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楽譜が読めなくても演奏はできますが
楽譜が読めるようになるとすごく便利ですよ(^-^)
ドラム講師:池脇嘉一